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一瞬で消費者の心を掴むキャッチコピーの作り方

インターネットによって誰でも必要な情報を入手できるようになり、顧客のニーズに訴えかける方法は変化しています。同じ商品を購入したいと感じる時代から、自分に似合うものや本当に必要としているものを購入する時代へと変わりました。
このようなニーズに対応するためにはOne to Oneマーケティングが必須です。

キャッチコピーの対象が明確になっているのか

実際にキャッチコピーを考える時、大手企業のキャッチコピーを参考にされることもあるかもしれません。確かに大手企業のキャッチコピーは非常に格好良いものなので、参考にすることはできます。しかし、大企業と個人や中小企業では、根本的に異なる点があります。

大手企業はすでに周知されており、販売する商品についても一定の評価を受けているため、キャッチコピーは万人受けするものになっています。
例えば「そうだ、京都に行こう」という有名なキャッチコピーがありますが、ターゲットが決まっていません。
しかし会社としての知名度が低い企業や個人が同じようなキャッチコピーを使うと、ほぼ間違いなく商品に対して興味を持ってもらえないでしょう。
ですから最初に行うことは、ターゲットとなるユーザーを決めることです。ターゲットが決まったら、次にキャッチフレーズを作るための準備をしていきます。

キャッチコピーを考えるための準備

いきなりキャッチコピーを考えるのではなく、まずは作成するための資料集めを行います。調査なしに心を掴むキャッチコピーは作れません。

ターゲット(特定のユーザー)の悩みを書き出していく

商品に対して興味を持ってもらうためには、キャッチコピーがユーザーの悩みと関係していることがポイントです。
悩みを正確に把握し、どのように解決できるのか?という情報がキャッチコピーに含まれているなら、短い言葉でも心を掴むことができます。思いつく限り、商品や業界に対する不満や不安、要望といったものを列挙してください。

ユーザーのベネフィットを考える

悩みを列挙したら、続いて特定の商品やサービスを購入するなら、ユーザーにどのようなメリットがあるのかを具体的に考えます。商品を使用することで、ユーザーのどんな悩みがどのように解決するのかという点を思いつく限り書き出していきます。
つまりユーザーが商品から、一体何を得られるのかということです。

具体的な数字を列挙できるか

ユーザーのメリットを考える時、具体的な数字を提供できるのか考えましょう。
例えば、「大人気」とだけ言うよりも、「使用者の98%がリピーターになっている」と言った方が、真実味と説得力が出てきます。キャッチコピーに入れられるこうした具体的な数字があるかという点も、作る前に書き出しておきましょう。

商品(サービス)の特徴と他商品との比較

他の商品やサービスにはない独特の特徴がある場合、キャッチコピーで強調するのは効果的な方法です。
特に重要になるのは、特徴がユーザーの悩みを解決できるということになります。他の商品やサービスにはない特徴であれば、さらに詳しく知りたいという気持ちを抱かせることに繋がります。ですから可能な限りサービスや商品の独特な特徴をピックアップしてください。

キャッチコピーを作り始める前に、以上のような4つの準備は必ず必要になります。
では上記の情報を使い、どのようにキャッチコピーを作っていけるのか見てみましょう。

キャッチコピーの作成方法

キャッチコピーでは、特定のユーザーのどんな悩みをどのように解決できるのかが重要なポイントになります。これが決まったら続いて文章を作っていきますが、思いつく限りのフレーズを書き出していきましょう。

質問形式のフレーズが効果的

町中で突然質問された時でも、ほとんどの方はなんとか返答しようとされるのではないでしょうか?
人には質問に対して答えるという習慣があるため、フレーズを質問形式にするのは良い方法です。例えば、「~について知っていますか?」という質問をされた場合、知らなければ知りたいという気持ちが出てくるわけです。

注意を引くワードが入っているか

多くの人が注意を惹きつけられるワードというものが存在しています。どのように行うのかに関係する「簡単」や「楽」という言葉や価格に関係する「安い」というような言葉です。キャッチコピーの内容に相応しければできるだけ入れてみましょう。

擬音を使いイメージできるよう助ける

実際に商品を使った時の場面をイメージできると購買意欲は増します。
例えば、肌に関しては、「ぷるっぷる」や「つるっつる」というような擬音を使う方が、肌が綺麗になるという表現よりも具体的なイメージにつながります。イメージさせるという面では、キャッチコピーに変化が起きたストーリーを含ませるのも効果的です。

売れないキャッチコピーとは

ここまで、消費者の心を掴むキャッチコピーの作り方について説明してきましたが、逆にダメなキャッチコピーとはどのようなものなのでしょうか。

専門用語や業界用語を多用

お客様が自分たちと同じように商品のことを知っていると思い込んで、ここがすごいとアピールするために専門用語などをつかってしまうと、何がすごいのか分からなくなってしまうことがあります。

奇をてらう

お客様の目を引くために、奇をてらいすぎてしまうと何が言いたいのか伝わらなくなってしまいます。

まとめ

キャッチコピーは文章として決して長いものではありませんが、きちんと必要な情報を準備してから作る必要があります。
特に重要になるのは、特定のユーザーにターゲットを絞ることとベネフィットを含めることです。万人受けするなんとなく格好良いキャッチコピーでは、ユーザーは間違いなく3秒で見るのを止めてしまうでしょう。
見る価値があると思わせるようなキャッチコピーを考えなければなりません。20個でも30個でも案を出して、言葉を入れ替えながら、心を掴めるフレーズを探していきましょう。

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