fbpx

【ECの販路】楽天、Amazon他5大ECモールの特徴を比較!

ブランド創出の極意(ブラゴク)の『売る』カテゴリの記事 ネットでモノを売るには― ECモールのいろはのメインビジュアル

「楽天市場」、「ヤフーショッピング」、「Amazon」などなど…、これらは「ECモール」、「モール型ECサイト」などと呼ばれます。ECモールがどんなものかといえば――端的に表すと、ウェブ上のショッピングモールです。
運営企業がウェブ上にショッピングモールという空間を作り、「モノを売りたい」という出店者を募ることで、色々な店舗が集まります。消費者はそのショッピングモール内の様々なお店で色々なモノを購入できる、という寸法です。
ネット上でモノを売ろう――、こう考えたときに「自分でECサイトを作成し販売する」、「ECモールに出店する/出品する」のいずれかの手段が思い浮かぶでしょう。
ECモールは、上記の通り企業が提供するスペースに自分のお店を出店する、もしくは商品を出品するといった形態のため、利用するにあたって費用が発生します。
それに対して、自身でECサイトを作成しネット販売を始めるのは、費用面で言えばレンタルサーバー代などの費用に限られ、ECモールへ出店する場合に比べると格段に支出を抑えられます。
しかし、ECサイトの構築には、「そもそもサイト作成が大変」、「作ってはみたものの、なかなか思うように集客ができない」という2つのハードルがあります。
その点ECモールであれば、そのモールのフォーマットに沿って出店/出品を行えば良いですし、一定のアクティブユーザーがいるため集客力も期待できます。(昨今、楽天市場のスーパーセール時や、Amazonのプライムセール時などには、TVでも大々的にCMが流れますよね!)
このように、自身でウェブサイトを一から構築するよりも、ECモールを利用することで、ウェブ上で販売を行うハードルがグッと下がります。これからウェブ上での販売を始めるのであれば、ECモールを利用し、まずはノウハウを身につけることをオススメします。

ECモールもいろいろ―なにが違うの?

上記で述べたとおり、初めてネット販売を行うのであれば、ECモールの利用を推奨しますが、一口でECモールと言っても、冒頭に挙げたとおり、
・楽天市場
・ヤフーショッピング
・Amazon
・Wowma!
・ポンパレモール
など、様々存在します。
なんとなく名前は知っていても、具体的に何が違うのか、出店するにはどこが良いのか…、そんなお悩み解決の一助になれるよう、以下に各モールの特色や費用感についてまとめました。

各モール概要

楽天市場

1997年5月にサービスを開始。日本におけるECショッピングモールの草分け的存在で、知名度も抜群です。楽天が提供する一連のサービスの2017年度国内EC総流通額は3.4兆円(※1)と、日本最大級のECショッピングモールです。
出店者からの出店料で運営が成り立っているため、利用にあたっては初期費用、月額、システム利用料、決済手数料などの費用が必要となります。
現在、楽天市場上で利用できる決済方法について、楽天が提供する決済プラットフォーム「楽天ペイ」への全店舗統一化を図っています。これにより、店舗による決済方法のバラツキを解消して消費者の利便性を向上させると共に、店舗側が発送前に行う入金確認などを楽天側が代行して行うことで、店舗側の業務負担を軽減させると謳っています。
モール自体が成熟していることと、出店コストなどもそれなりに発生することから、他のモールへ出店し、ある程度実績を積んだ出店者が機を見て出店する傾向が見て取れます。

ヤフーショッピング

2017年12月末時点で公式に発表された出店者数は65万店舗と、他のECモールに比べると出店店舗数は圧倒的です。この背景には2013年に運営費は広告収入で賄う方向へシフトし、出店料を完全無料化する「eコマース革命」を実施したことがあります。
特筆すべきは初期費用、月額などが無料のため、費用面での出店へのハードルが低い点です。
2017年からはソフトバンクとの連携を強化しています。2018年には、さらに連携を強化して、ソフトバンクユーザーの囲い込みとなる施策を行う旨を表明しています。
前述の通り、コストの面で負担が少ないため、手軽に出店しネット販売の足がかりとするユーザーが見受けられます。

Amazon

楽天市場・ヤフーショッピングとは違い、「出店」ではなく「出品」する形態です。そのため、店舗毎に特色を出して差別化を図るのではなく、商品によって差別化する必要があります。
価格競争に陥りやすい点はありますが、購入者の店舗に対する認知度が問われる出店型に比べて、商品動向を探ってうまく展開すれば、短期間で売上を伸ばすことが可能です。
また、視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタル株式会社が公表した調査結果(※2)によれば、2017年3月度におけるAmazonのECアプリ利用者数は1,753万人で、楽天市場アプリの利用者数1,677万人を上回るなど、ポテンシャルが高いです。
「出品」する形態のため、「出店」型のモールに比べると、ネット販売開始までのハードルはかなり低いです。前述の通り、商品展開によっては短期間で実績を上げることが可能です。

ポンパレモール

リクルートが運営するECモールです。リクルートは他にも、「じゃらん」や「HOT PEPPERグルメ」、「HOT PEPPER Beauty」など、日本最大級の予約/購入サービスサイトを運営しています。また、ポイントサービス「Ponta」を手がけていることから、双方の会員8,000万人に集客・訴求が出来る点を強みとして謳っています。
「リクルートID」は各サービスサイトにて同じID・パスワードでログインできるので、うまく他サービスの客層に重なる商材を展開し、リクルートIDの商圏を活用できれば勝機はあるかもしれません。
楽天市場、ヤフーショッピング、Amazonに比べると集客力は弱めのため、多店舗展開を行っている店舗が、商圏拡大の一助として出店している印象です。

Wowma!

2017年1月に「auショッピングモール」と「DeNAショッピング」が統合したECモールです。前身の「DeNAショッピング」はネーミングのとおり、元々はDeNAが運営(※3)していましたが、2016年12月にKDDIが買収しました。(買収により統合、リネームした形ですね)
KDDIは事業ビジョンのひとつとして「au経済圏の最大化」を謳っています。基盤事業である国内通信事業で築いたauユーザー3,900万人に対して、顧客のライフスタイルに応じた様々なサービスの提供を「auライフデザイン」の名のもとに実施していこうという計画で、その一躍として「コマースサービス」の充実を目指しています。
KDDIの資本力が投入され、本腰を入れて運営していくということで、今後の将来性に関しては期待ができるのでは。
また、出店に際してのキャンペーンなども行っているので、キャンペーン時期に合致すればお得に出店が可能です。

関連記事

ピックアップ記事

  1. ブランド創出の極意(ブラゴク)の『作る』カテゴリの記事 How to クラウドファンディングの メインビジュアル クラウドファンディングのプロセスを絵で表現

    2018-4-25

    How to クラウドファンディング

ブランド創出の極意 Facebook

ページ上部へ戻る