
美容室、エステサロンなど、なんらかの美容系サービスを行っている方は、
少なからずこのような悩みをお持ちではないかと思います。
□ 物販で収益をつくりたいが、自社に合った商品がない
□ 店舗サービスのブランディングをしたい
□ 新規事業を立ち上げたい
□ 売上拡大のための一手が見つからない
そんな事業者様に向けて、今回、私がお伝えしたかったのが、美容室やエステサロン、スポーツジムなど、美容系サービスの事業を行う企業や店舗様であれば、当社が実践してきたように自社のサービスや特徴にあわせた設計をすることで、物販ビジネスを立ち上げ、新しい収益をつくることが可能だということです。
今回は、美容系サービスを行う方が、自社ブランド商品で物販を行なうと3つメリットがあるということについてお話します。
物販ビジネスと一言で言っても実際には大きくは2つあると思います。
まず一つ目は、当社関連グループでも最初に行った、自社のサービスやお店に合った商品を仕入れ販売する形です。
展示会では数多くの商品が展示され、様々な業種の方が自社のサービスやお店に合った商品を探しに来られているかと思います。
この仕入れ販売には、開発のための知識や時間、ノウハウがいらず、そして在庫のリスクも最小限に始められるというメリットがあります。
しかし、その反面で同じ商品を競合他社も販売することができてしまいます。
さらに、楽天やamazonなどのインターネットモールで販売されていると、せっかくお客様に商品の魅力を説明し気に入って購入していただいても、それ以降のリピート購入は、お得感や便利さから普段利用するインターネットモールにて購入されてしまいます。

こんなことを言っていますが、実際私も楽天のダイヤモンド会員で、普段、美容室やお店で商品を紹介されても楽天で販売されていないか気になって検索しています。
そして少しでも安く、少しでもポイントが多く付くお店で購入してしまいます。
一時は美容室専売という商品が、数多く楽天やamazonなどのインターネットモールで販売されていましたが、最近ではメーカーの販路制限などによりブランド、商品価値、販売店が守られているようにも思います。

すいません、少し外れてしまいましたが、、、
多くの美容室様やサロン様が行なっている物販が、この仕入れ販売かと思います。
二つ目は、今回お話しさせていただいているもう一つの物販、「自社ブランドでオリジナル商品を作り販売する物販ビジネス」です。
オリジナルの自社商品を作ると言っても、自社で研究や製造をするには莫大な費用と知識が必要で、多くの場合OEMという選択になります。
もちろん、OEMによる自社ブランド商品の物販には、ある程度の在庫リスクや知識は必要ですが、皆様のような美容系サービスを行う方が、自社ブランド商品で物販を行なうことで、3つの大きなメリットがあります。
メリット1
自社ブランド商品をつくることは、自社のサービスや特徴に合わせた商品企画、
設計が可能ということ。
メリット2
自分たちで販路設計が可能なため、仕入れ商品によくある価格競争がなく、
設計した高い利益率が確保できるということ。
メリット3
自社ブランドの商品を使って、既存サービスや店舗のブランディングが可能である
ということ。
このように大きなメリットがある自社ブランド商品での物販ビジネスを成功させるために、当社では「つくる、伝える、売る」の3つを合わせて設計することだと考えています。
ニッチな市場を狙った商品や、ストーリー性のある商品、確かなエビデンスのある商品を、その商品特徴やターゲットに合わせた情報を最適なタイミング、最適な手段で伝え、最適な方法で販売するための全体設計が大切です。
次回は具体的に当社の実績をいくつかご紹介致します。
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