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山口恵市 創出ノート 第5回 / 物販ビジネス立ち上げコンサルティング①~当社の成功のポイント~

現在、

「資金300万円、最短6ヶ月から始める、美容系サービスの物販ビジネス」

というテーマで、美容室様、エステサロン様など美容系サービス事業を行う経営者様向けにセミナーをさせていただいています。

最初にこんなことを言ってしまうと、期待されていた方には申し訳ないのですが、セミナーの内容は、こうすれば物販で売上が上がる、というようなノウハウのご紹介ではありません。

当社の経験と実績を中心にご紹介することで、皆様の物販ビジネス立ち上げの際の考え方の気づきとなり、後押しとなればと思ってお話ししております。

今回から3回に分けてそのセミナーの内容を簡単にお話ししていこうと思います。

最初に当社のご紹介と、当社が現在の事業を行うに至った経緯をお話しさせていただきます。

株式会社ファヴールマルシェは、独自の商品企画と販促企画、販路設計により、新しいブランドを創出し、流通を創り出すことを主な事業として行なっております。

現在は、東京、大阪、福岡と、関連グループ会社のある福井、そして上海にて事業を展開しております。

関連グループ会社は、美容クリニックの物販事業として最初に設立された、株式会社エクセレントメディカルをはじめ、スキンケアコスメのメーカー、生活雑貨のメーカー、EC店舗運営を行う会社、EC運営に関するシステムを提供する会社など現在8社あります。

当社関連グループは、福井県の美容クリニックにて化粧品や健康食品の取り扱いを行う物販事業から始まりました。

美容クリニックの患者様向けの化粧品や健康食品の物販は、クリニックでの治療や診察後のホームケアとして確かなニーズがありました。

しかし、福井県という小さな商圏では事業の拡大は望めませんでした。

ここで当時の事業責任者は、まだ一般的ではなかった、インターネットによる通販を行いました。

そして、インターネットやスマートフォンが広く普及し、楽天やamazonなどの規模が大きく成長したことで、ドクターズコスメ、ドクターズサプリメントというジャンルを一般的にしました。

インターネットを活用した様々な施策を繰り返す中で、独自のマーケティングからの自社ブランド商品の企画開発と、様々なWEBプロモーションや、インターネットモールと自社ECサイトを活用した販売戦略を体系化しました。

そして先ほどもお話ししたように、当社は、この体系化された商品企画と販売戦略をもとに新しい流通を創り出す会社として誕生しました。

ヒット商品 Motive lip plumper「kakehiki」

昨年までの当社の実績としては、3年間で10ブランド、商品点数として約50点企画してきました。3年間の累計市場流通額としては、約30億円を超えました。

現在は、当社の主な事業である、OEMやODM事業自社商品や仕入れ商品の卸・小売事業EC支援事業PR・プロモーション事業と関連グループ会社と連携することで、物販ビジネスを一気通貫で行っています。

当社と関連グループが物販ビジネスにおいてここまでの実績をつくれた大きなポイントは、いち、美容クリニックの物販事業から、ネット通販の市場が拡大していったことで、販路を拡大させることができたというのもありますが、その過程の中で、マーケティングから商品企画、PRやプロモーション、クリエィティブの制作、EC店舗の運営、物流、カスタマーサポート、さらにはシステム開発、卸販売、越境ビジネスまで自社で実践し体系化させたことで、時代やニーズ、その時々の自社の取り組みに合わせた商品企画やプロモーション、販路や販売方法を、その都度、自社で設計できたことが一番大きなポイントだと思います。

次回は「自社ブランド商品で物販を行なう3つメリット」についてお話します。

山口恵市

山口恵市

投稿者プロフィール

1980年生まれ、福井県出身。
株式会社ファヴールマルシェ代表取締役社長。
20歳で広告代理店にグラフィックデザイナーとして入社。
自身が主体となってブランドをつくりたいと考え、ECを利用したブランドビジネスを行っていた会社に転職。

2014年、株式会社ファヴールマルシェ設立の折に、社長就任。
以後3年で生み出したブランドは約10件、商品は累計50点以上にのぼる。

2018年7月に初の自著「ニッチブランド革命ーデジタルマーケティング時代のヒットの法則ー」を上梓。

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