
SEMをはじめよう【第1回】 SEMとは?
- 2018/4/25
- 伝える
- SEMをはじめよう
- bragoku編集部

「ウェブでの情報発信が大切だ」そんな風に思い立ってウェブサイトを作成しました。
―よし、これからウェブサイトを使って情報発信をしていくぞ!
あなたがどんなに意気込んでも、単にウェブサイトを作っただけでは見てくれる来訪者はほぼいません。
今やウェブ上にはありとあらゆる情報が氾濫しており、ウェブサイトは無数にあります。そんな中、あなたのウェブサイトへ「たまたま行き着いた」来訪者は確かにいるかもしれません。しかしそれは、たまたま知らない町を歩いていたらなんとなく通りがかり行き着いた…といったようなものです。作ったばかりのあなたのサイトは、どこのガイドブックにも載っていない、穴場の観光地の裏通りにひっそりと佇む超マイナーな隠れ家のようなものです。
そんなウェブサイトで情報を発信したとしても、一体どれだけの人に伝わるでしょうか?
より多くの人に情報を発信したいと思うのであれば、あなたのサイトがより多くの人の目に触れるようにするための努力が必要です。その施策として大切な手法が「SEM」です。本連載では「『SEM』とは何か、そしてどのように実践していくのか」について解説していきます。
SEMってなに?
SEM、もしくはSEOという言葉について、なんとなく聞いたことはありませんか。「SEOが大切!」、「SEMをしっかりしないと」といった文脈で語られることが多々ありますが、それが一体何なのか――というと、どうでしょう。
SEMとは、「Search Engine Marketing」の頭文字を取った略語です。
サーチエンジンマーケティングとは、Googleなどの検索エンジンの利用者に対して行うマーケティングです。
ウェブ上で調べ物をしようとしたとき、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンを使う人が大半です。
よって、検索エンジンの利用者に対するマーケティングは、ウェブ上での集客に欠かせません。
また、SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字を取った略語で、日本語では「検索エンジン最適化」と言われます。
要するに、検索エンジンでの検索結果において、より多くより上位に表示/露出されるために行う取り組みのことを指します。
SEMは、先に述べたとおり検索エンジンの利用者に対して行うマーケティングですので、SEOはSEMに内包する一手法となります。
SEOの他には、
ランディングページ最適化(LPO)
※訪問者が最初に訪れるページに対して、運営者が意図するゴール(商品購買など)に訪問者がより多く行き着くようにページの構成や内容を工夫すること。
検索連動型広告などのインターネット広告
※検索連動型広告:ユーザーが検索したキーワードに連動した内容の広告を、検索結果に表示する広告。
流入データの解析
など、様々な手法があります。

ウェブサイトの集客を図るには、SEOなどの手法を取り入れて、SEMをしっかり行っていくことが大切となります。
より多くの人に情報を発信すべく、集客を図るには、
- 自社ページに対して行う内部施策(例:SEOなど)、広告を打つといった外部施策の検討
- 施策の実施
- 施策の効果検証
- 検証結果を元に次の施策へ生かす
という、PDCAが重要になってきます。
あなたのサイトを沢山の人に見てもらうべく、PDCAを回していきましょう!
