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来場者を集客する展示ブースの作り方

展示会に行ってみると出展ブースのスペースが狭くコマ数も少ないのに、大盛況なブースがあります。
一方で大掛かりなセットを組み、コストがかかっているのに来場客がまばらな展示ブースも見受けられます。
なぜブースによって集客数に差ができるのでしょうか。そこにはブースの作り方に大きな違いがあります。そこで今回は集客できるブースを作るためのポイントをご紹介していきます。

こんな展示ブースを作ってしまっていませんか?

とにかく目立つブースを作りたいと視覚に訴える作戦は間違いではありません。それは戦略や予算がある上で行うひとつの手法としてなら良いのですが、デザインが良い、とにかく見栄えが良いことが目的になってはいけません。

派手すぎるもしくは気づかれないブース

来場者を引き付けるために電飾を使用したりカラフルな展示ブースはよくあります。位置が悪く気づかれなさそうなところにある場合は、照明を明るめにしたりキャッチコピーの文字を大きめにするなどの対策が必要です。しかし派手な展示ブースは他の企業も行いがちな作戦なので、それだけで集客は見込めないでしょう。

入りにくいブースを作ってしまっている

ありがちな例でいえば、スタッフがブースの入り口に立っており周囲を観察しているようなブースです。これは顧客目線に立ったブースの作り方とは言えません。
他にも入口が狭くて中が分かりづらいブースは避け、入り口からブースの中とスタッフが見える開放的なブースを作りましょう。

アピールポイントが多すぎる

企業がアピールしたいことはたくさんあります。しかし複数の物をパネルなどで置いてしまうと逆に印象が残らなくなります。
目玉商品を大きく扱えばどんな企業なのかも分かりやすく印象に残りやすいです。あれもこれもとなるとその目玉商品さえ目立たないブースになってしまいます。

展示会で大事な3つのポイントを押さえておく

展示会のブース作りで基本となる大切なポイントを3つ挙げます。
こだわりたい部分や売りたい商品にあった雰囲気はそれぞれの会社で違うので、ポイントを押さえながら希望のブース作りをしてください。

★企業のメッセージングが明確
★ブランディングがブースに反映しているか
★コンテンツをしっかり準備しておくこと

上記のポイントについて詳しく説明していきましょう。

顧客目線でメッセージを伝えよう

まず売り手側でなく顧客目線でのメッセージングが明確かどうかがポイントです。
来場者はこの企業のサービスは何なのか、このサービスを利用するとどんな効果が得られるかを見ています。
この問いに対してパッと一目で分かるようなメッセージが展示ブースで提示されているかが大事です。

企業のブランドにあったデザインかどうかが大事

展示会で紹介したいサービスや商品にブランディングを行いますが、そのイメージがきちんと展示ブースに反映されているかが大事です。
毎年毎年目立たせるためにブースのカラーを一掃させるよりも、一貫したブランドイメージを作っていく方が良いのではないでしょうか。

情報発信ができているブース

来場者が展示会に来る目的は何でしょうか? もちろん商談を行うためですが、情報収集と他社事例を確認しに来ています。
自分でその企業の情報を集めてくるという来場者は多くはありませんから、自社事例を映像化したり、プレゼンテーションを行うなどのコンテンツが大事です。

具体的な展示ブースの作り方

人間の行動心理をよく把握し、注意と関心を引き付けるブース作りが重要です。
様々な方法がありますが、ここだけは基本として押さえておきたい作り方のポイントをいくつか挙げてみましょう。

パネルをブースの両端におく

ブースの両端にパネルを置くと注意を引き付けると言われています。理由は来場者が通路を行き来する際に、目にする回数が多い部分がブースの両端だからです。
真ん中に置いておきたい気持ちは分かりますが、それでは通路を歩く来場者の目に留まらないのです。

誰が見ても分かりやすいキャッチコピー

来場者の注意を引き付けることに成功したら、次はそのサービスを利用すると自分たちに何のメリットがあるか一目で分かるキャッチコピーが必要です。
例をまとめると以下のような感じです。

★〇%の売り上げアップにつながる○○
★1年間で〇%の経費削減が可能
★導入で作業時間〇時間の削減

上記は一例ですがパッと見ただけでどれだけのメリットがあるかが一目で分かりますね。

自然に足が運ぶ導線づくり

名刺交換、商談へと繋げるためには、自然と回遊できる導線かどうかがポイントです。
回遊しやすい手法の一例で言えば、パネルに番号が付いていて次にどこを回ったら良いかが分かりやすい、展示品をリリースした順に並べるなどです。
自然に順路を意識できるブースになっていれば、自然に声をかけやすくなります。

展示ブースの施工業者の選び方

ブース作りを行う業者は様々あるので、最適な施工業者をどのように選べば良いかで迷いが生じるでしょう。
選び方については以下のポイントが大事です。

★複数の見積もりを取り内容を確認する
★スタンスが自社に合うかどうか
★企画力やデザインに強みのある業者

予算が決まっている場合は業者に伝えることと、過去事例を出してもらうと費用感を掴みやすいです。また見積もりの内訳をきちんと確認し内容を把握しておきましょう。
出来上がるまでは時間がかかり業者と何度もやり取りが発生します。そのため自社とのスタンスが合わないと、希望のブースにならないなどの不具合が生じることもあります。
また企画力に優れた施工業者ならパース以外にも企画書をお願いしましょう。企画書を元に提案してもらえれば、ブースのイメージがよりしやすくなります。
ポイントは施工業者を選ぶ前にどこからどこまで依頼したいのかを明確にすることです。
業者は企画系や施工専門、デザイン系など様々ジャンルがあるので、自社が重きを置きたい部分に合った業者を選ぶのが重要です。

ここまで様々な展示ブースのポイントを挙げてきましたが、どれも大切なことは顧客目線で作っているかどうかがキーポイントになります。
来場者は活用できる情報やサービスを求めてやってくるので、その問題解決となる解決策をしっかり提示できているかが重要です。
自社のスタンスに合った業者を複数選定し、予算を確認して集客するブースを作っていきましょう。

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