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インタビュー「メガネの田中チェーン株式会社」

1,000種類以上の中から選ぶことができる
日本初となるメガネのサブスクリプションサービス

最近では低価格帯のメガネも増えてきましたが何本も買ったり、頻繁に買い替えたりする人は少ないはずです。そんな中、メガネの田中では日本初となるメガネの“サブスクリプション”サービス「NINAL」を開始。子どもから大人まで、幅広いニーズに応え人気を集めています。日本初のサービスが生まれたキッカケについて、NINALビジネスマネージャーの山野誠司さんにお話を伺いました。

お客様に「見える驚き」と「見られる喜び」を提供

メガネの田中チェーン株式会社 セールス NINALビジネスマネージャー 山野誠司さん

━━日本初となるメガネのサブスクリプション「NINAL」を始められたキッカケを教えてください。

山野 弊社のビジョンでもある、「見える驚き」と「見られる喜び」をご提供するという目的があります。「見られる喜び」とは、オシャレなメガネを掛け替えて楽しんでもらいたい、もっと自分に似合うメガネを発見してもらいたい、という思いです。
弊社の調査によると、メガネ選びの際に重視するポイントとして「色やデザイン」、「形」、「価格」が上位に挙げられている一方で、「無難なデザインのフレームを選ぶことが多い」、「印象が変わらないように同じタイプのメガネを使い続けている」というメガネ使用者が多いことが分かりました。また、別の調査によると、メガネを購入してから次のメガネを購入するまでの平均年数は4.3年でした。
これらの調査結果から、値段相応の良いメガネを使いたいが、自分に似合うメガネが分からずに結局無難なメガネを選んでしまう方が多いと考え、3年で3本のメガネをかけかえられることで、「思い切って今まで選ばなかった華やかなフレームも使ってもらいたい」、「今までより自分に似合うメガネがたくさんあることを知ってもらいたい」と思ったんです。NINALは、3年間で3回替えることができるので、メガネ選びを楽しんで好きになっていただけるキッカケになるのではと考えました。
もう一つの「見える驚き」は、常にベストな見え方でメガネを提供したいという思いです。メガネは視力の変化でレンズの度が合わなくなるものです。子どもはもちろん、大人でも老眼で手元が見えにくくなるなど、度数が進行します。また営業から事務など仕事が変わって、これまでのメガネが使いにくくなることもあります。しかしNINALなら交換するたびにレンズの度数も変更することができるので、常に「最適な見え方」をご提供できます。
こうした「見える驚き」「見られる喜び」を実現するために、NINALというサービスを始めました。

オリジナルアプリで、アイウェアコーディネートを提案

NINAL専門店となるメガネの田中 神戸岡本店

━━NINALで利用できるメガネの種類はどのくらいあるのでしょうか?

山野 1,000種類以上です。迷われる方もいますが、弊社ではアプリなどを使ってアイウェアコーディネートをご提供しています。メガネは、その人の好みのテイストや、顔の印象に合わせたデザインをあわせるとしっくりくるんです。お客様には、好みのバッグや靴などの質問に答える「テイスト診断」、独自に開発したアプリを使い、眉毛の長さ、額の広さ、顎の形など、20項目から自動解析し、お顔の印象を診断する「印象分析」、さらに「肌色診断」を行っています。例えば、印象分析の結果は、ポップ、フレッシュ、シック、クールの4つでいずれかに診断します。ポップとフレッシュは、どちらかというと若々しい印象で、シックとクールは大人っぽい印象になります。この診断結果を元に、お客様のもつ印象をひきたてるようなアイウェアコーディネートをご提供しています。

実際にアプリを使ってアイウェアコーディネートについて説明していただきました。

━━遊び心があって楽しいですし、今まで自分では選ばなかったメガネを選ぶこともでますよね。

山野 そうですね。購入する場合は、一つを選ばないといけませんが、NINALはいろいろなタイプのメガネを掛け比べることができるので、普段は掛けないタイプのメガネを選ぶことができるという楽しさもあるんです。

子どもから大人まで、多くの種類からメガネを選ぶ楽しみを提供

━━商品の中には、高級ブランドのメガネも含まれていますね。

山野 そうですね。今までブランドものは高いので諦めていたけど、NINALならということでご契約されている方もいらっしゃいます。

NINAL専門店には1,000種類以上のメガネを取り揃えています。

━━メガネだけでなくサングラスもラインナップされていますよね。

山野 メガネとサングラスは同じアイウェアファッションの一部です。また、どちらかと言えばサングラスの方が流行も早いので、NINALなら毎年新しいものをかけかえられます。NINALは度付きのレンズにも対応していますので、度入りサングラスを毎年かけかえることもできます。

サングラスもラインナップされています。

━━高級ブランドもありますが、価格設定も考慮されているのでしょうか?

山野 もちろん、ビジネスなので収益は計算しています。その上で、お客様が十分にメガネ選びを楽しめる価格帯を上限にしています。提供するメガネの価格は、フレーム価格4万円までのもの、レンズも平均2万円程度のものをご提供するので、お客様には大変メリットがあると思います。
大人は、2100円(税抜)、お子様は1800円(税抜)で交換無制限。継続しやすい価格を実現することで親御さんの負担をすこしでも軽減するようにしています。

━━今お話にありました、お子様向けプラン『NINALstep』は、なぜやろうと思ったのですか?

山野 「見える驚き」「見られる喜び」のご提供という部分は同じです。その中でも、お子様のメガネ選びには、壊れる、視力がすぐ変わるなど、親御さんがいろんな不安を抱えています。これでは、メガネ選びが楽しくないんですよね。
でもNINALstepなら、お子様の好きなメガネを掛けてもらえます。もし壊れたり、成長してサイズが合わなくなったりしても、掛け替え放題にしているので、気軽に交換ができるんです。NINALstepを通して、お子様にもメガネを楽しむ感覚を持ってもらいたいですね。

サービスを通じて人々の人生をよりカラフルにしたい

━━日本初のサービスですが、どのようなPRを行いましたか?

山野 調査をもとにして最初に狙ったターゲット層は、30~40代の男性です。では、そのお客様にどうやって伝えようか考えたときに、ダイレクトな広告ではなくニュース、つまり第三者の意見を通じて知っていただく、という方法を取りました。ですから広告ではなく、PRを通じてお客様に知っていただける機会を持つこと、例えば、新聞テレビなどのマスコミを通じて、一般の人がツイッターにアップするなどの方法でサービスを知っていただけるようにしていきました。

━━どの世代の利用者が一番多いですか?

山野 多いのは40~60代の方ですね。男女別では、やや男性が多いくらいです。この年齢層は、用途やファッションによって使い分けるために、1本は購入されて、もう1本をNINALという方もいます。

━━用途やファッションに合わせてメガネを掛け替えると、生活も楽しくなりますね。

山野 そうですね。私たちは、お客様の生活をよりいろどりゆたかに、楽しく、カラフルにしたいといった思いがあります。NINALがあったから、生活が楽しくなったと言っていただけるようにしていきたいです。

━━実際に利用されているお客様の反応はいかがですか?

山野 先日、メガネは見えればいいのでデザインはこだわらない、という60代のお客様にNINALのことをお伝えしたんです。すると、これも掛けてみよう、あれも掛けてみようと、メガネ選びの楽しさを体験されていました。そのとき、NINALを始めてよかったなと心から思いましたね。
また、ある女性のお客様は、髪を切ったので違うメガネに替えたいと来店されました。同じように髪型やカラーを変えたタイミングで交換される方もいらっしゃいます。

━━今後の展開について教えてください。

山野 NINALのサービスを通してメガネの田中とお客様の接点を作り、メガネ選びを楽しんでいただける方を増やしたいと思っています。多くの方に体験していただていて、より多くの方の人生をカラフルにしていきたいですね。

メガネの田中チェーン株式会社
セールス
NINALビジネスマネージャー
山野 誠司(やまの せいじ)さん

メガネの田中チェーン株式会社

<広島本社>
広島県広島市中区袋町1-23-102
<大阪本社>
大阪府大阪市北区中之島3丁目2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 16階
TEL:0120-455252

URL:https://www.tanaka-megane.co.jp/

撮影:菊池 友宏

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